ボリバンはトレンドフォローで使って下さい!
私はボリンジャーバンドを使うなら順張りでエントリーすることをおすすめします。
なぜなら、ボリンジャーバンドは、
@相場のボラティリティを見る
A相場のトレンドを見る
とういう、2点を計るのに優れています。
てか、この2つを見るために作られたテクニカル指標だからです。
ボリバンって、今の相場状況が、
「トレードできる状態であるか否か」
について判断するのにとても使える指標なんですね。
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ボリンジャーバンドでボラティリティを判断できる
ボラティリティがある状態とは、多くの投資家が活発に取引をしてる時で、値幅が大きく動く状態です。
このボラのある状態がボリバンを見ればひと目でわかります。
+−3σのバンド幅が大きい時がボラティリティがあってトレードのしやすい時です。
【+−3シグマのバンド幅の目安】
・30足だと50pips以上ある時
・60足だと75pips以上ある時
・4時間足だと150pips以上ある時
・日足だと350pips以上ある時
上記が、ボラティリティのある相場状況の目安だといえます。
で、こういう時は、上昇トレンドが出てるか、下降トレンドが出てる時にもなりますし、ボラティリティが大きい時ほどトレードで勝ちやすくなります。
では、なんでボラティリティが大きいほうが勝ちやすいのか?
それをみていきましょう。
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ボリバンを見ればトレンドが解る!
ボリンジャーバンドのミドルバンドや、その他のバンドの形状をみれば、トレンドの有無もひと目で理解することができます。
先程の+−3シグマのバンド幅の数値にバンドが開いていてて、ミドルバンドが右肩上がり、又は右肩下がりの時はトレンドが発生してる最中となります。
この状態の時を、
バンドウォーク
と言います。
こういう状態の時を狙って、押し目買い、戻り売りをすると勝率の高いトレードをすることができます。
基本的なエントリーポイントは、
・ミドルバンドの傾斜が急な右肩上がりの時は、レートが+1σまで下がってきたら買い
・ミドルバンドの傾斜が急な右肩下がりの時は、レートが−1σまで戻ってきたら売り
・ミドルバンドの傾斜が緩やかな右肩上がりの時は、レートが+1σまで下がってきたら買い
・ミドルバンドの傾斜が緩やかな右肩下がりの時は、レートが−1σまで上がってきたら売り
というポイントに絞ってエントリーするとよいでしょう。
その時を待つことが大事です。
+−3σの幅が狭い時は見送った方が懸命だと思います。
なぜなら、
+−3σの幅が狭い時狙える値幅が少くなるから
です。
また、バンド幅が狭いということは、多くの投資家が活発に取引してない迷ってる状態と推測できます。バンド幅が狭いと、狙ってる方向とは逆の方向に反転する可能性もあるので、危険なトレードになりえます。
こういった時は、トレードしない。
君子危うきに近寄らず
ですよ。
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ボラティリティの拡大時も狙える!
じゃあ、バンド幅があって、ミドルバンドに傾斜がついてるときじゃないとトレードできないのか?
といわれたら、そんなことはありません。
トレンド状態の押し目買い、戻り売りが簡単で勝率の高い方法
なだけです。
他の順張り手法であれば、
ブレイクアウトもお勧め
ですね。
バンド幅が拡大してる状態があるということは、逆に収縮してる状態もあるということです。
ボリンジャーバンドは、常に同じ形をしてるわけじゃなく、広がったり狭くなったらを繰り返してます。
てことは、バンド幅が広く、ミドルバンドに傾斜がある状態になる前は、
バンド幅が狭く、ミドルバンドが水平の時もあった
ということです。
ミドルバンドが水平でバンド幅が狭い時は、相場がエネルギーを溜め込んです時なんです。
その後、その溜まったエネルギーが爆発して、上か下かに勢いよく動き出す。
そういう時に、動き出した方向へ付いていくのがブレイクアウトです。
ボリンジャーバンドのバンド幅が拡大していく状態を、
エクスパンション
といいます。
しかも、押し目買い、戻り売りよりも大きく利益を取ることができます。
だましがあるので、初心者さんには難しい部分もありますが、
私はブレイクアウトが好きです!
ブレイクアウト手法の詳細は以下の記事に書いてます。
→ボリンジャーバンドで安定のブレイクアウト手法を公開します!
ここまで色々と書きましたが、要するに、
順張り最高!
だということですね。
私は、別に逆張り否定派ではないですし、たまに逆張りもやります。
ただ、やはり簡単で分かり易い順張りトレンドフォローの方をメインでやってます。
って、私がアホなだけなんですけどね(汗)