バンド幅は必ず計って下さい!
ボリンジャーバンドの幅は超重要です!
ボリンジャーバンドを使う最大の理由は、
ボラティリティを計るため!
だからです。
ボラティリティとは、ある一定期間に価格の値動きがどのぐらいあったのかという度合いを示す言葉です。
一定期間に価格の値動きが大きかった場合は、ボラティリティが大きい
一定期間に価格の値動きが小さかった場合は、ボラティリティが小さい
という言い方をします。
で、そのボラティリティはボリンジャーバンドのバンド幅を見ればおおおそ解るようになります。
そして、ボラティリティを見ることはFXで勝つために超重要なんです。
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FXにおけるボラティリティ観測の重要性
ボリンジャーバンドを使って勝つにはこのボラティリティを意識することです。
・今の相場はボラティリティが充分にある状況なのか
・ボラティリティがあればどのくらいあるのか
・ボラティリティが小さく沈静化してる状況なのか
・ボラティリティが拡大しつつあるのか縮小しつつあるのか
・ボラティリティはほぼ一定幅であるか、その幅はどのくらいか
・ボラティリティがあればその方向性はどうか
これらを知ることにより、トレードができる状態かどうかを判断します。
まず、ボラティリティが小さいということは、それだけ値動きが少く、相場に参加している大口トレーダーが少ないということなので、我々個人トレーダーは様子見するところです。
この状況では参加しても、方向性もわからないし、何より値幅が取れないのでやめましょう!
次に、ボラティリティが小さい状況から上下に広がり拡大してる状況になるとトレードができる状況といえます。
この状況をエクスパンションと言います。
この状況では、レートの方向へ順張りでエントリーします
ただし、ヘッドフェイクというだましに合うこともあります。
どこまでボラティリティが拡大するかという問題はありますが、これは事前に相場環境の確認をしてれば読みやすくなってきます。
→ボリンジャーバンドはだましだらけで勝てやしないと思ってるあなたへ
次は、ボラティリティが大きいかったトレンド状態から縮小しつつある状況では、拡大していくエクスパンションとは逆なので、次の動きを見極める必要があります。
基本的には少し戻した後、持ち合い相場に入ります。
この状況では、基本様子見がベストだと思います
これは、値動きの動きと逆側の+−3σを見ればおおよそ予測することができます。
もちろんすぐさま反転した場合は逆張りで狙いたくなりますが、次の動きに備えましょう。
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ボラティリティが縮小も拡大もせず水平のレンジ相場のボラティリティ
次は、ボラティリティが縮小も拡大もしていない、ほぼ水平のレンジ相場のケース。
この状況では、バンド幅が広くボラティリティがあればトレードできる状況といえます。
この状況では、逆張りでエントリーできます
基本的に+−2σの間を行ったり来たりする往復運動をしますので、+−2σタッチで逆張りエントリーできます。
ただ、そのままブレイクアウトして行ったり、ミドルバンドで反発する時もあるので、コツが必要ですね。
最後は、ボラティリティが縮小も拡大もしていない、ミドルバンドに傾斜がついてるケース。
この時もトレードできる状況ですね。
この状況では、値動き方向へ順張りで押し目買い、戻り売りでエントリーします
値動きは基本的に+−2σとミドルバンドの間を往復運動する傾向にあります。
ただし、長い時間この状況であれば、そろそろトレンドが終了することも視野に入れる必要があります。
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経験則による+−3σのバンド幅を暴露します
バンド幅の目安ですが、
・30分足は50pips
・1時間足は75pips
・4時間足は150pips
・日足は350pips
といった感じです。
この+−3σにこのぐらいのバンド幅があれば、値幅もとれるし急に反対方向に動き出すこともないので、トレードしてもOKです。
逆にこの数値よりもバンド幅が小さい場合は様子見なので、エントリーは避けたほうが無難です。
あくまでも私個人の考え方ですが。
判断の目安にはなるかと思います。