ボリンジャーバンドとは?

そもそもボリンジャーバンドってどんなテクニカル指標なのか?

 

について、基礎知識を書いていきます。

 

FX初心者の方もおられると思いますので書かない訳にはいかないかな〜って事で、「基本的なことは知っているよ」って方はスルーしてくださいm(_ _)m

 

一般的に知られているボリンジャーバンドですが、基本的な売買サインは2つあります。

 

@逆張りとA順張りです。

 

@上下バンドに価格が到達した地点で反対方向への逆張り

 

A上下バンドをどちらか抜けた場合に抜けた方向への順張り

 

この2つがおなじみの売買サインですね。

 

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チャートでボリンジャーの売買サインを解説

 

【逆張りの売り地点】

 

ボリンジャーバンドの上バンド(+2σ、+3σ)に価格が到達したら売り

 

 

【逆張りの買い地点】

 

ボリンジャーバンドの下バンド(−2σ、−3σ)に価格が到達したら買い

 

 

【順張りの買い地点】

 

ボリンジャーバンドの上バンド(+2σ、+3σ)を価格が上抜けたら買い

 

 

【順張りの売り地点】

 

ボリンジャーバンドの下バンド(−2σ、−3σ)を価格が下抜けたら売り

 

 

 

このように、上記の@Aの売買サインは到達(接近)した場合と、バンドを抜けた場合ということで、明確に区別できますが、

 

実際の相場となるとかなり微妙!

 

なんです(汗)

 

なんでかというと。。。

 

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ボリンジャーバンドの特徴と見抜き方

 

ボリンジャーバンドの上下バンドは、サポート・レジスタンスラインと同じ様な性格を持っているとも言えるかも知れません。

 

バンドの幅で売買サインを使い分けるボリンジャーバンドの特徴の一つとしては、

 

上下バンドの幅が縮小してくると、上下バンドどちらかを抜けて大きく値が動く

 

事があり、

 

逆に幅が拡大してくるとボリンジャーバンドのセンターライン付近まで値を戻す

 

という傾向があるようです。

 

 

このようなボリンジャーバンドの特徴を考えると、

 

上下バンドの幅が拡大しているときには@の売買サインを元に注文を入れると、

 

騙しを減らすことも可能

 

だと思います。

 

また、上下バンド幅が縮小してから上下どちらかに値が大きく動くという事を書きましたが、バンド幅が拡大したままの状態で上バンドから下バンド(下バンドから上バンド)に価格が大きく動くことがあります。

 

こういう状態になった場合は、私の経験上、一時的な上昇(下降)に過ぎず、バンドに到達(接近)した後は、すぐ反転してボリンジャーバンドのセンターラインまでは戻る事が多いように思えます。

 

要は、ボリンジャーバンドとは、

 

トレンドの始まりとトレンドの終わりを見極める事ができる非常に優秀なトレンド系の指標

 

だということです。

 

ちなみに、一般的にボリンジャーバンドは逆張りに使えそうに思いますが、私はトレンドフォローでトレードする際に使ってます。

 

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ボリンジャーバンドはトレンドとボラティリティを教えてくれる

 

ボリンジャーバンドを使うことによって、

 

トレンド=相場の方向性

 

ボラティリティ=価格変動率(値動きの幅)

 

を知ることができます。

 

つまり、ボリンジャーバンドはトレンドとボラティリティを判断するために使います。

 

トレンドを判断するために、ボリンジャーバンドの真ん中の線、ミドルラインと呼ばれる移動平均線を見ます。

 

移動平均線が上向きならば上昇トレンドで、下向きならば下降トレンドだと判断します。

 

ボラティリティは標準偏差を利用して判断しています。

 

ミドルラインの外側にある線のことです。

 

+−2σや+−3σとわれる上下のバンドのこと。

 

※ピンク色/ミドルライン※黄色/+−2σ※青色/+−3σ

 

標準偏差はデータのばらつき具合を表す統計的な指標。

 

なので、

 

+−3σのバンド幅が広ければボラティリティが大きい

 

+−3σバンド幅が狭ければボラティリティが小さい

 

と判断できます。

 

 

ボリンジャーバンドと標準偏差と仕組みについては以下の記事で詳しく解説してます。

 

ボリンジャーバンドと標準偏差の関係とその仕組み